相続税増税に向けた対策は万全ですか?
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
西東京市ひばりヶ丘の女性税理士 樋渡順です。
今回のブログは相続に関して。
平成25年の税制改正で実質の相続税増税が決定しましたが、そのスタートまで1年を切りました。
改正内容の中で多くの方に影響するのが「基礎控除の引き下げ」です。
基礎控除が5,000万円から3,000万円まで引き下げられ、さらに法定相続人1人当たりの控除額も1,000万円から600万円に縮小されます。
たとえば相続人が3名いる方の場合、基礎控除額は8,000万円から4,800万円まで減ります。半分近くまで引き下げられてしまうので、税金がかかる方は当然増えるでしょう。
東京に自宅を持っていて、いくらかの預金や生命保険金があったら、相続税がかかる可能性は十分にあります。
現在の税制のもとで相続税がかかる人の割合は約4%。この改正で6%程度まで増えると予測されていますが、都市部では10%を超えてくるところもあると見込まれています。東京23区だとさらに割合は増えるのではないでしょうか。
まさに相続税は『他人事』ではなくなるのです。
では財産がある人は相続税を払うのは仕方がない、というわけでもありません。
生前に財産を計画的に贈与していったり、財産を組み替えることで財産価格を引き下げる方法を検討したり、事前に対策をすることで税金を節税することができます。
ただ、相続のギリギリで行ったものは認められない場合があるので、できるだけ早く、計画的に行うことが重要になります。
まずは対象になる方がどのような財産を持っているのか洗い出しを行い、相続財産としての価値がどれだけあるのかを計算し、相続税がかかるのかを確認する必要があります。
樋渡順税理士事務所では、相続案件に経験豊富な女性税理士が上記の計算を担当し、親身にわかりやすくご説明します。
また、その方やご家族にとってベストな対策を検討し、ご提案、実行の支援まで行ってまいります。
『相続かぁ、うちってどうなんだろう』
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